VC++の人はリソース・エディタでリソースを作ります。
大事なことは、リソースの名前の指定の仕方です。本書では"MYMENU"のように文字列として扱います。ダブル・クォーテーションを忘れないでください。
リソースがうまく表示されない場合、あせってあれこれ設定をいじらないでください。また、一度失敗すると、おかしなことが起こります。失敗したら、新規にプロジェクトを作り直した方が早い場合もあります。
メニューが表示されるようになったら、安心して次に進まないでください。
もう一度、ただのウィンドウだけのプログラムを作って、再度メニューを付けてください。
メニューの付け方は、本書に示した方法以外にもいくつかあります。余裕のある人はいろいろ研究してみてください。また、p465からの付録も活用してください。
メニューが表示できるようになったら、メニュー項目をクリックした時の反応をプログラムに書いてください。一番簡単なのはメッセージボックスで「XXXが選択されました」と表示することです。
LRESULT CALLBACK xxxx(HWND hWnd, UINT msg, WPARAM wParam, LPARAM lParam) { switch (msg) { case WM_COMMAND: switch (LOWORD(wParam)) { case IDM_xxxx: MessageBox(hWnd, "IDM_xxxxが選択されました", "OK", MB_OK); break;のような形になります。
メニューの付け方がわかると、作ることのできるプログラムの幅がぐっと広がります。
第4日目は、ともかくメニューをマスターすることに全力をあげてください。